【熊本競輪・GⅢ開設記念】2予2着の坂井洋「情けない」 準決は関東別線の単騎勝負でリベンジ
<4日・熊本競輪・2日目> 坂井洋が単騎勝負で2予の悔しさを晴らす。その2予7Rは巧みな位置取りで4番手の好位確保も、先行する九州勢を捲れず。捲り追い込むような形で2着に流れ込んだ。 「情けない。反省点ばかり」。レース後の坂井から悔しさだけがにじみ出ていた。「バックで詰まったが、バンクが特殊というのが頭にあったし、3角が見えて仕掛けられず。気持ちが弱かった」と猛省した。 それでも明るい材料はある。「フレームを戻して反応はいい。乗った感じは良かった」 決勝入りを懸けて挑む準決12Rも当然戻したフレームで走る。「このフレームに乗って、自力で戦いたい気持ちがあるし、強いメンバー相手に感触を確かめたい」。関東地区の後輩・鈴木玄人と別線で単騎を選択した。強気に仕掛けて、決勝入りの切符をつかむ。