「ヤンキースファンのお気に入り選手が日本の“伝説的チーム”に入団へ」ヤ軍メディアが元所属選手の去就に反応「伝統のユニホームを着てキャリアを締めくくろうとしている」
東北楽天ゴールデンイーグルスから自由契約となった田中将大の読売ジャイアンツ(巨人)入りが濃厚と言われているなか、古巣ニューヨーク・ヤンキースの専門メディア『Yanks Go Yard』がこの話題に反応。「ヤンキースファンのお気に入り選手が日本の“伝説的チーム”に入団へ」と伝えた。 【動画&画像】田中将大、里田まい夫妻がヤンキー・スタジアムでワールドシリーズを観戦、その舞台裏を動画で公開 「アメリカ人が耳にしたことがある海外のプロ球団は、おそらくジャイアンツだけだろう。国外最大のブランドであるジャイアンツは、バリー・ボンズをはるかに上回る868本ものホームランを打ち、通算本塁打数で世界記録保持者である王貞治を輩出。この球団は、のちにヤンキースの象徴となった“ゴジラ”松井秀喜の日本でのホーム球団でもある。そして今度はヤンキースファンのもう1人のお気に入り選手が、ジャイアンツへの道を選んだ」 田中は2014年から20年までの7シーズン、ヤンキースに在籍。4度の開幕投手を務め、6年連続で二桁勝利を挙げて、レギュラーシーズン計78勝。ポストシーズンでも5勝を挙げるなど、その活躍はいまでもヤンキースファンの心に強く刻まれている。 「日本に戻った田中は、イーグルスでのプレーを経て、王貞治、松井秀喜をはじめ、数えきれないほどの名選手がプレーしたジャイアンツの伝統のユニホームを着てキャリアを締めくくろうとしている」 こう記した同メディアは、「田中は今秋、ブロンクスに現われてワールドシリーズ第4戦を観戦。普通のファンと同じように妻と寄り添って声援を送った。願わくば、来年10月にもヤンキー・スタジアムを訪問してほしい。なぜなら、今年のワールドシリーズでヤンキースが勝ったのは、田中が観戦した試合だけだったからだ。ふたたびチームに魔法をかけてもらいたい」と田中への愛情を綴っている。 最後に「ヤンキースのピンストライプ・ユニホームを誇らしげに着用した田中が、日本のプロ野球を象徴する伝統のユニホームを着る機会を得るのは、当然のことだろう。これからも田中の活躍を見守っていきたい」と記事を締めくくった。 構成●THE DIGEST編集部
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