=LOVE ソロインタビュー Vol.8:野口衣織 明るくポジティブ思考、自分の生き方を貫くkemioへの憧れ
指原莉乃がプロデューサーを務め、2017年にデビューした=LOVE(通称、イコラブ)。メンバーそれぞれの自己プロデュース力の高さで女性アイドルグループとしては異例の女性人気を誇るグループへと成長し、“女の子が憧れるアイドル”の第一線を走ってきた。今回リアルサウンドでは=LOVEメンバー全員に個別インタビュー。これまでの活動を振り返り、メンバー自身が憧れる存在、そしてアイドルとして自分がファンに与える影響についてどのように考えているのか、ひとりずつリレー形式で答えてもらった。第8回は野口衣織へのインタビューをお届けする。(編集部) 【写真】=LOVE 野口衣織&日向坂46 上村ひなの 顔寄せツーショット ■自分がステージに立つ姿で誰かに“夢”を与えることができたら ーー今年の9月で=LOVEとして7周年を迎えます。これまでの活動を振り返って、特に印象的だったこと、幸せだった瞬間はいつですか? 野口衣織(以下、野口):=LOVE 6周年コンサート『=LOVE 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』は自分にとって特別なコンサートでした。周年コンサートは毎回特別です。6周年コンサートはオーケストラの演奏で始まり、お姫様のような衣装だったので特に特別な感じがしました。また、以前から演出用の銀テープに直筆メッセージを書いてみたかったので今回初めて書かせていただけて、それをコンサートの最後に客席に飛ばすことができて嬉しかったです。夢がまた一つ叶いました。 ーー=LOVEはこれまでたくさんの楽曲をリリースしてきました。特にお気に入りの楽曲や衣装はありますか? 野口:とても迷います! でも、10thシングル「The 5th」が一番好きかもしれないです。この曲は2ndシングル「僕らの制服クリスマス」のアフターストーリーを描いたクリスマスソングになるのですが、そういった別の楽曲同士をリンクさせること自体初めてでしたし、「僕らの制服クリスマス」から=LOVEを知っていただいている方からするとリリースされた時、嬉しかったんじゃないかなと思います。ウェディングソングのような雰囲気もあり、とても幸せそうな曲ですよね。「The 5th」は「僕らの制服クリスマス」をリリースした時よりも私たちが大人になったからこそ歌えた曲だと思いますし、歌詞も大好きです。〈思い出宝箱 開けたら 全部こぼれそうで キラキラ 閉じ込めて 胸の奥で 鍵をかける〉というところなど、とても素敵な歌詞ですよね。自分の中だけのキラキラを大切にしている感じがします。 ーー=LOVEは今や多くの人に憧れられる存在になっていると思いますが、野口さんが“憧れる存在”は誰ですか? 野口:考え方と生き方が好きなのは、クリエイターのkemioさんです。kemioさんのYouTubeをチェックしない日がないくらいです。明るくポジティブ思考で、芯があり自分の生き方を貫いていて、さらにそれを発信する力もある方だと思います。人間らしい部分もあり、地に足をつけて生きている姿が素晴らしいと思います。辛いことがあってもそれを受け入れて、前向きに新しい目標を作っているところが素敵です。 ーー6月22日にMVが公開された17thシングル『絶対アイドル辞めないで』では、アイドルファンが思うアイドル像について=LOVEのファンを超えて大きな話題を呼びました。野口さんは理想のアイドル像としてどのようなものを考えていますか? 野口:私は『ラブライブ!』シリーズや、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズなど、二次元のコンテンツがもともととても好きで、憧れていました。存在にも救われていましたし、夢ももらえたので、私がこうしてステージに立っている瞬間にも誰かに夢を与えることができていればいいなと思っています。ファンの方の中には人間らしい私を好きと言ってくださる方が多いですし、そういった一面を出すことができるのも、イコラブの良さだと感じます。ファンの方が求める理想のイコラブ像は10人いれば10通りの考えがあると思うので、私はあまり「こうありたい」というのを決めず、結果的にファンの皆さんがそれを特別だと思って愛してくれたらとても幸せです。 ーー9月には=LOVE 7周年コンサート『=LOVE 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』開催も発表されています。このライブで挑戦してみたいことや、やってみたいことはありますか? 野口:どのようなコンサートになるのか楽しみです。6周年コンサートはオーケストラの演奏があり、とても広い会場で盛大にファンの皆さんと周年をお祝いすることができた幸せなコンサートだったので、それを超えるコンサートってどういう感じになるんだろう……? フライングの演出とか(笑)? まだ一度もステージを飛ぶ演出はしたことがないのでいつか全員でステージを飛びたいです。 ーー次回リレーインタビューには、諸橋沙夏さんが登場予定です。諸橋さんを動物に喩えると何ですか? 野口:ヒョウです!
佐々木翠