売春業者と結託、性行為を撮影・拡散…韓国・違法投稿653回、男性に懲役1年
【12月16日 KOREA WAVE】売春業者から金を受け取って性行為を撮影し、「黒いフクロウ」という偽名でSNSなどへの投稿を繰り返していたとして、性売買紹介等処罰法および性暴力犯罪処罰法(カメラなど利用撮影)違反罪に問われていた30代男性に対し、韓国水原(スウォン)地裁はこのほど、懲役1年の実刑判決を言い渡した。 被告は2019~24年、ソウル市江南区(カンナムグ)を中心とする首都圏の売春業者から依頼を受け、数千万円ウォン相当のカメラや照明設備を用いて撮影。広告サイトやSNSに口コミ形式で投稿し、10万~40万ウォン(約1万1000円~4万4000円)の報酬や店舗の無料利用券を受け取っていた。 地裁は「5年間に653回も性売買関連の映像を投稿しており、社会への害悪が極めて大きい」と指摘。一方で、被告が罪を認めて反省していることなどを考慮した。 警察は今年初め、売春業者の取り締まり中に「黒いフクロウ」に関する情報を得て捜査を開始。被告が撮影した違法映像は約2000点に上り、5テラバイトに及ぶデータが押収された。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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