玉木代表「真摯に向き合う」 国民民主の倫理委が不倫疑惑を調査へ
国民民主党は13日、臨時の役員会を開き、玉木雄一郎代表の不倫疑惑についての調査を党倫理委員会に委任することを決めた。倫理委は今後、玉木氏から意見を聴取し、処分の有無などを判断する。玉木氏は記者団に「信頼回復をしていく意味でも、倫理委の調査に真摯(しんし)に誠実に向き合いたい」と話した。 【写真】記者会見で質問を聞く国民民主党の玉木雄一郎代表=2024年11月12日午前10時48分、国会内、岩下毅撮影 玉木氏は「国民民主党に対して多くの皆さんから期待を寄せていただいた。改めておわびを申し上げたい」と改めて陳謝した。 倫理委は、委員長の竹詰仁参院議員を含む党所属国会議員3人で構成される。党の倫理規範への違反があれば処分を検討する。 榛葉賀津也幹事長は役員会後の記者会見で、「プライベートなこととはいえ世間をお騒がせし、国民のみなさんに失望を与えた。幹事長として、倫理委に委任することが適切だと判断した」と語った。倫理委が結論を出す時期については「倫理委に任せる。しっかり調査してほしい」と述べるにとどめた。(笹井継夫、松井望美)
朝日新聞社