観光庁、観光客のマナー啓発で、新たな「旅のエチケット」を作成、「観光ピクトグラム」で、禁止・推奨の行動も周知
観光庁は、観光客のマナー啓発、推奨する行動に関する新たなコンテンツとして「未来のための旅のエチケット」および「観光ピクトグラム」を作成した。 未来のための旅のエチケットでは、訪日外国人観光客をはじめとする観光客に対して、意識してほしいマナー7つを行動例で示したポスター・リーフレットを5言語で作成した。 旅行者に向けて示されている7つのマナーは、「歴史・文化・自然を学びマナーを守る」「混雑を避けて、上手に観光する」「荷物を減らし、手ぶらで身軽に旅する」「文化財の価値や意味を知り、大切に扱う」「未来のために、観光地の美しさを保つ」「地元の産品を選び、地域を応援する」「ゆっくり滞在して、日本各地の多様な魅力を楽しむ」。 観光ピクトグラムでは、禁止する14種類の事項と推奨する8種類の行動を図式化。5言語を補助表記した。 観光庁では、関係者と連携し、SNS、旅行情報・予約サイト、観光地におけるマナー周知などの取り組みを進めていくとともに、活用事例なども踏まえたアップデートを随時行なっていく。観光客向け、事業者向けの特設サイトも用意した。 ポスター・リーフレット・ピクトグラムのデータは無料でダウンロードすることが可能。観光庁は、地方公共団体、観光地域づくり法人(DMO)、関連事業者に積極的な活用を呼びかけている。
トラベルボイス編集部