現代のアーティストがジャズの名曲を再解釈するシリーズの新作『チェット・ベイカー・リイマジンド』が発売
ジャズの名曲をジョルジャ・スミス、シャバカ・ハッチングス、アルファ・ミスト、ジョーダン・ラカイら現代の人気アーティストが再解釈して、大きな話題を呼んだアルバム『ブルーノート・リイマジンド』(2020年)と『ブルーノート・リイマジンド II』(2022年)。この2作に続く、シリーズ第3弾として『チェット・ベイカー・リイマジンド』が2025年4月11日(金)に発売されます。アルバムからの先行シングルとして、dodieによる「オールド・デヴィル・ムーン」の配信がスタートしています。 本作は、タイトルどおりチェット・ベイカーをコンセプトとした内容で、彼が生涯で残した名録音の数々をピックアップして最先端アーティストによる再解釈を行なうというもの。これまでの『ブルーノート・リイマジンド』と『ブルーノート・リイマジンド II』ではUKジャズ界のミュージシャンが収録されていましたが、今作にはdodieやEloise、Matilda MannといったUKのアーティストのほか、オランダのベニー・シングス、カナダのステイシー・ライアン、韓国のSarah Kangら幅広い地域のアーティストが参加しています。いずれもシーンの一線で活躍するミュージシャンによるアコースティックとエレクトロニックの多様な色彩、芸術的で情熱的な即興演奏、そして豊かにレイヤー化されたプロダクションが特徴の現代的なサウンドキャンバスに、ベイカーの崇高なメロディが投影された作品となっています。 先行シングルの「オールド・デヴィル・ムーン」について、dodieは「この素晴らしいコレクションで、チェットの柔らかく遊び心のある歌声の世界に生きられるなんて、とても幸運です。私たちのスタイルを融合させて、ジャズ寄りの方向に傾けるのはとても楽しい。チェット・ベイカーは2023年に私がもっとも聴いたアーティストだったので、お気に入りを選ぶように頼まれてとても興奮しました。選ぶのは難しかったけど、彼のゴージャスなヴァージョンの〈オールド・デヴィル・ムーン〉を聴きながら、どうやってサウンドを組むことができるかを夢見ていました」と語っています。