“自分らしさ”の見つけ方とは?人気振付師・NOPPO×Jillian Meyersが明かす過去の苦労とオリジナリティの形成【s**t kingz】
昨年10月にダンサー史上初の武道館ライブを成功させ、年末にも複数の音楽特番に出演して存在感を放ったs**t kingz。4人は個人でも活躍の場を広げており、NOPPO は4月27日から5月6日まで上演される初ソロプロデュース公演『GOOFY~マヌケな2人の間で~』の準備中。自身が演出・振付を手掛けながら本人役で出演する作品であり、パートナーとして映画『ラ・ラ・ランド』のアシスタントコレオグラファーも務めたダンサーのJillian Meyers(ジリアン・マイヤーズ)を迎える。唯一無二な2人の個性が融合したら、これまで見たことがないようなワクワクするパフォーマンスになることは確実。お互いの印象や思惑について、じっくりと語ってもらった。 【写真で見る】唯一無二な2人のコラボを見る
Jillianの最近の振付なら、half・aliveの『Subliminal』に感動した
――10年以上前から親交を深めてきたNOPPOさんとJillianさん。これまで2人ともダンサー・振付師として数々の作品に携わってきましたが、お互いが手掛けた作品で印象に残っているものを教えてください。 NOPPO 僕はJillianの振付が大好きで、最近だとhalf・aliveというアーティストの『Subliminal』(2023年)のミュージックビデオが最高です。これまで見たことがないような動きを取り入れていて、ダンサーとして刺激を受けました。シッキンのメンバーは全員チェックしていて、ライブのリハーサル中に「見たこれ? ヤバいよね!」と、4人で震えましたから(笑)。彼女はミュージックビデオのカメラアングルも監督と一緒に考えているらしく、アイデアの引き出しの多さに驚かされます。 Jillian 私はシッキンがこれまで単独公演で披露してきた作品は全部好き! 初公演の『THIS SHOW IS s**t』(2013年)や『Wonderful Clunker-素晴らしきポンコツ-』(2016年)は見に行きましたし、お気に入りの演目を上げたらキリがないくらい。これまでシッキンはたくさんのダンスを作ってきて、4人でできる全てのフォーメーションを試してきたはずなのに、それでも毎回サプライズがたくさん詰まったショーを見せてくれる。本当に尊敬しています。