スタメン出場4回で“10ゴール”を達成 アストン・ヴィラのスーパーサブ、デュランがポジション争いに言及 「ワトキンスとの競争は大好き」
ワトキンスは7ゴール
CLリーグフェーズ第6節でライプツィヒと対戦し、3-2の勝利を飾ったアストン・ヴィラ。そんなこの試合でチームの2点目を決めたFWジョン・デュラン(20)は早くも今季の公式戦ゴール数を二桁にのせた。 [動画]公式戦10ゴール目! ライプツィヒ戦で見せたデュランのスーパーゴール ヴィラのスーパーサブとして今シーズン特に大きな注目を集めるデュラン。10月、11月はなかなかゴールを奪えなかったが、ライプツィヒ戦のゴールで公式戦10ゴールを達成。ここまで全公式戦で23試合に出場している同選手だが、スタメンはわずか4回のみ。プレイ時間も790分と限られた中で10ゴールを達成している。 デュランとポジションを争うのはチームのエースであるオリー・ワトキンスだ。ワトキンスはここまで公式戦21試合に出場し7ゴール5アシストを記録している。プレイ時間も1477分となっており、デュランより大幅に多いが、得点数だけを見るとヴィラのスーパーサブが残した数字の凄さがわかる。 両ストライカーが好調なことはヴィラにとっても嬉しい限りではあるが、しばしば話題にあがるのはデュランのプレイ時間の少なさだ。出場時間の少なさにデュランが不満を持っているのではないかとの噂もあるが、ライプツィヒ戦の後、同選手はチームが必要とするならどんな役割でも喜んでこなすと述べ、ポジション争いに言及した。 「チーム一丸となって頑張った。そして、得点を取るのが私の仕事だ。一番大事なのは勝利であり、アウェイで勝ち点3を取れたことが重要だ。ここにいられて嬉しいし、実際、オリー・ワトキンスとの競争は大好きだ。自分の出番が来たら、全力を尽くして、得点してチームの役に立てればと思っている。今の順位にとても満足しているが、ホームでのセルティック戦では勝たなければならない。あと少しで目標を達成できるので、とても嬉しい」(『Amazon Prime 』より) 現在、ヴィラはCLのリーグフェーズで3位につけており、ストレートインでラウンド16に進める8位以内でのフィニッシュに大きく近づいている。チームの攻撃を引っ張るのはワトキンスとデュランという2人のストライカーになるが、切磋琢磨する2人のポジション争いがウナイ・エメリのチームをさらなる高みへ押し上げている。
構成/ザ・ワールド編集部