パドレスのダルビッシュ有、勝負の地区シリーズ第5戦で7回途中2失点 大谷翔平を3打席封じるも痛恨の2被弾
◆ ソロ被弾2本に泣き2点リード許す サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手(38)が現地時間11日、ドジャースとの地区シリーズ第5戦に先発登板。7回途中2失点の投球でドジャースにリードを許して降板した。 シリーズ第2戦で7回1失点と好投したダルビッシュは中4日で再登板。初回、1番大谷翔平との対戦では、フルカウントから内角低めへ食い込むスライダーで空振り三振。二死から3番フリーマンに右前安打を許したが、4番テオスカー・ヘルナンデスを一邪飛に打ち取って初回を終えた。 続く2回裏、先頭のマンシーに四球を与えるも、続く6番ウィル・スミスを三ゴロ併殺打に仕留めた。ところが続く7番キケ・ヘルナンデスへの初球、内角低めへのフォーシームを振り抜かれ、ソロ本塁打を被弾。勝てばシリーズ突破、負ければ今季終了の大一番で先制点を献上した。 被弾以降は安定した投球を見せ、3回裏は1番大谷をカットボールで三飛に仕留めるなどわずか7球で三者凡退。5回表にはキケ・ヘルナンデスからスイーパーで空振り三振を奪った。6回裏、大谷との3度目の対戦はカーブで空振り三振。続く2番ベッツを初球カットボールで遊ゴロに打ち取り、4イニング続けて三者凡退に抑えた。 7回裏にも続投し、先頭のフリーマンを二直に打ち取るも、4番テオスカー・ヘルナンデスに痛恨のソロ被弾。カウント2-1から内角のスライダーを左翼スタンド中段に運ばれ、打たれた瞬間マウンド上で悔しさをあらわにした。続くマンシーを右邪飛に打ち取ったところで2番手ジェイソン・アダムに交代した。 この試合のダルビッシュ有は6回2/3、77球を投げて3安打、1四球、4奪三振、2失点という投球。第2戦に続いて大谷を3打数ノーヒットに封じたが、2本のソロ被弾に泣いた。試合はドジャース2点リードで8回表に入っている。
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