<若山詩音>「ダンダダン」で念願のジャンプ系主演 プレッシャー抱えながらも「ぶち込んでやるぞ!」 モモのギャル感を追求
ジャンプ系作品のアニメに多く出演している田中さん、中井さんと「ダンダダン」で共演することを知った時も「あまりに現実味がなくて、もう頭がパンクしそうで」とプレッシャーに拍車がかかったが、「そんなものを吹き飛ばしてくださるくらい、本当に温かい雰囲気を、田中さんも、中井さんも率先して作ってくださって、すごく救われました」と語る。
オカルンを演じる花江さんとの掛け合いも、「何とか食らいついていくぞ、一つも逃さないぞ」と強い気持ちで挑んだ。
「ダンダダン」は、魅力的なキャラクターたちによるテンポの良い掛け合いが魅力の一つで、若山さんはプレッシャーと緊張を感じながらも、「出来上がっていく感じがすごく楽しくて」と笑顔で収録を振り返る。
「家で練習している時は相手がいない状態なので、『こうくるかな?』『自分はこう応えよう』とぼんやり考えながらある程度準備していたんですけど、実際の収録の時には相手の方がいらっしゃって、自分が投げたボールに返してくださって、それにまた返してと、どんどん会話として成り立っていく感じが、すごく心地よくて、楽しかったです」
◇「ダンダダン」で新たな扉 ドスの利いた声、暴言も!?
若山さんは、モモを演じたことで声優として「新たな扉」を開くことができたとも感じているという。
「『ダンダダン』に参加するまでは、1話の中でずっと声を張ったり、叫んだりなどをしたことがなかったんです。今まで、声の出し方的にも声が張れない感じがずっとあって、それがコンプレックスでした。それが、『ダンダダン』で声を張るシーンを毎週やっていると、少しずつ声に響きが出てきて、深みが出たような気がして、『できるようになった!』と嬉しくなりました」
「ダンダダン」では、ほかの作品では聞いたことがないような若山さんの声を聞くことができるといい、「ドスの利いた声も初めてではないかな、と思いますし、作品の中でないと言えないような暴言や、決めのせりふも言わせていただいています」と笑顔で語る。