KindleのPC版アプリ、進化していた。本気で読み込むならスマホより捗る!
Kindleのデスクトップアプリがリニューアルされ、PCでも、スマートフォンやタブレットに近い感覚で読書ができるようになりました。 KindleのPC版アプリ、進化していた。本気で読み込むならスマホより捗る! この記事では、旧タイプのデスクトップアプリとの使い勝手を比較しながら、PCで読書するメリットについて紹介します。
PCでKindleを利用するメリット
実は、新しいデスクトップ版Kindleに追加された機能は、すでにスマートフォンやタブレットでは実装されています。「ようやくデスクトップも追いついたか」と感じる方も多いかもしれませんが、ひとまずPCでKindleを使うメリットを確認してみましょう。 多くの情報をPCの大画面に表示できるマルチタスク機能を活用してすばやく情報収集できるマウスやキーボードを使った操作で引用がラク いつでもどこでも気軽に本を読めるのがモバイル端末の便利なところ。一方、PCでの閲覧はより情報収集に特化して活用できるのがメリットでした。 小さな画面のスマートフォンやタブレットで使っていた機能が、これからはPCでも使えると考えると、デスクトップならではの利点が見えてきます。
本を分類する「コレクション」機能が使えるように
なんといっても、新しいKindleのデスクトップアプリでは、「コレクション」機能が使えるようになったのが個人的には一番うれしいポイント。 旧バージョンでは、「コレクション」機能が使えず、ダウンロードしている本がグリッドとリストだけしか表示されませんでした。 また、本の表示形式も、以前のバージョンでは「新しい商品」「タイトル」「著者」の3パターンのみでしたが、新アプリでは「出版日」でも並べ替えられるようになりました。 PCなら、一度に画面で表示できる数が増えます。ダウンロードしている本が多ければ多いほど、検索や分類、整理がサクサクと行なえるのは助かるはず。
ページのレイアウトの調整がより多様に
PCで読書をする最大のメリットが、モバイルにはない大画面。ページをめくる時のなめらかさや操作性もかなり向上したと感じます。 旧バージョンは、文字の大きさ変更には対応していましたが、ページのスクロールはやや難ありでした。1ページずつめくるには問題なかったのですが、複数の箇所を行ったり来たりする際、目印をつけられなかったのです。 今回、バージョンアップしたことにより、モバイル同様にページを読み飛ばしたり、複数のページに移動しやすくなったりしました。 さらに、グリッド表示ができるように。紙の本なら2ページずつしか目を通せませんが、kindleなら最大9ページを同時に表示して、全体を俯瞰した読書ができるようになりました。 また、横書きの本であれば、ウェブ記事を閲覧するようにスクロールして読む機能も追加されました(一部、横書きでもスクロール表示に対応していない本もあります)。