「マリーゴールドの奴らは口だけ」と豪語するSareeeが“白の王者”青野未来と引き分けて「今日は私の負け」
試合が始まると、互いにロックアップでロープに押し込んで離れ際にビンタを見舞い、互いにサッカーボールキックを受け合って行くというバチバチの打撃戦を展開。 顔面の蹴り合いからSareeeが卍固めを見せれば、青野もバッファロー・スリーパーで対抗。Sareeeのダイビング・フットスタンプを受けても怯まず青野がラリアットを連打していくが、Sareeeもえげつない角度で後頭部からぶっ刺す裏投げでやり返す。 2発目の裏投げで青野が頭から突き刺さり、Sareeeがカバーに入ったところで15分フルタイムドローを告げるゴングが鳴った。 すぐに起き上がってレフェリーに猛抗議するSareeeに対し、青野は大の字になって自力で起き上がれないという対照的な光景が広がる。 マイクを取った青野は「クソッ、Sareee!引き分けか!私はさ、あんたがそのベルト持ってるの、面白くないんだよ!このリーグ戦、絶対優勝するから、また再戦しましょう」と啖呵。 これを受けたSareeeは「正直、こんな奴と引き分けすると思ってなかったんだけど、あたし、ここマリーゴールドに来てからさ、何にも悔しい思い何一つしてないわけよ。全部自分の思う通りに進んでるわけ。唯一、お前だよ。私の全勝優勝奪ったのは。15分の中で決めきれなかった、私の負けだよ今日は。お前とはまたやりたいから、このベルトでもいいし。『面白くない』って言うんだったらさ、お前が白いベルト巻いて何が面白いの?私が!このベルト巻いてるほうが断然面白くない?そういうのがな、口だけって言うんだよ」と青野が“気に食わない”という意味で言っていたであろう「面白くない」という言葉を逆手に取ったカウンターパンチを食らわせた。 アクトレスガールズ時代から指摘され続けてきたチャンピオンとしての発信力を問われてしまった青野は、これから試合の勝敗以外でもSareeeを超えて行かなければならないかもしれない。