白井、船橋芝山に3-2で競り勝ち初戦突破
第103回全国高校サッカー選手権千葉予選の決勝トーナメント1回戦が10月6日に行われ、白井が船橋芝山を3-2で下し2回戦進出を決めた。 【フォトギャラリー】船橋芝山 vs 白井 左サイドでMF10鵜澤悠人(3年)が起点となり攻撃を展開していく白井。対する船橋芝山は、守備から入る展開となるも、徐々に相手陣地でプレー時間を増やし、互角の展開に持ち込んでいく。 そんななか、先制点を奪ったのは白井だった。32分、左サイドで攻撃の起点となって、チャンスメイクしていたMF10鵜澤のクロスにFW8原田優(3年)がニアで合わせゴールネットを揺らした。さらに40+3分、白井はCKにMF11舘竜馬(3年)がファーサイドで合わせて追加点。白井が2点を先取し前半を折り返した。 エンドが変わった後半、前半の勢いそのまま立ち上がりから押し込んでいく白井だったが、43分にPKを与えてしまい、これをFW18中村拳太(2年)に決められて失点。 1点を返し勢いに乗る船橋芝山は、大きなサイドチェンジから攻撃を仕掛け、同点弾を狙う。すると59分、CKの流れからFW9阪谷大輝(2年)が押し込み試合を振り出しに戻した。 白熱した展開となった一戦は73分に白井が終止符を打つ。DF5溝口翔也(3年)がロングスローから流れて来たボールを、ゴール前で押し込み勝負あり。3-2で競り勝った白井が2回戦へ駒を進めた。 (文・写真=田原豊)