立大が5位で初の突破 高林祐介新監督「8~9割練習の力を出してくれと伝えてそれができた」/全日本大学駅伝関東選考会
全日本大学駅伝の関東地区選考会が23日、神奈川・相模原ギオンスタジアムで行われ、立大は5位で初の伊勢路を決めた。今春、昨季大学三大駅伝2冠の駒大でコーチを務めた高林祐介氏(36)が監督に就任。江戸紫の歴史に新たな1ページを刻んだ新監督は「120%はいらない、8~9割練習の力を出してくれと伝えてそれができた。全組上位を狙うというより10番以内を目指した。(選手は)持っている力はあると思うのでそれを出すというところ。(監督に就任して)2カ月なのですぐには(結果は)出てこないが兆しは見えた」と評価した。 昨年度優勝の駒大のほか、青学大、国学院大、中大、城西大、創価大、大東大、東京国際大の8校がシード校。この予選会では1校2名ずつ4組に分かれて1万メートルを走り、8人の合計タイム上位7校に11月3日の本戦への出場権が与えられる。東海大がトップで通過し、2位は東洋大、3位は早大、4位が日体大、6位が帝京大。7位の神奈川大までが新たに伊勢路への切符を手に入れた。