『君たちはどう生きるか』 アニー賞作品賞の候補に選出 『千と千尋の神隠し』に続くか
日本時間12日、アニメ界のアカデミー賞とされる第51回アニー賞のノミネート作品が発表され、宮﨑駿監督の『君たちはどう生きるか』が、作品賞(長編)を含む7部門の候補に選出されました。 【画像】宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』ゴールデングローブ賞受賞 本作は、1月8日に発表されたゴールデングローブ賞で、アニメ映画賞を受賞した注目作。今回のアニー賞では、作品賞(長編)、キャラクターアニメーション賞、監督賞、音楽賞、プロダクションデザイン賞、絵コンテ賞、脚本賞でノミネートされています。
■宮﨑駿監督 3作品目の受賞を目指す
これまでに、『美女と野獣』や『アナと雪の女王』といった話題作が、作品賞(長編)を受賞してきたアニー賞。過去には、スタジオジブリの『千と千尋の神隠し』が作品賞(長編)を受賞しています。 宮﨑監督はこれまで、『千と千尋の神隠し』で監督賞と脚本賞、『風立ちぬ』で脚本賞を受賞していて、今回3度目の受賞を目指します。
音楽賞には、作曲家・久石譲さんがノミネート。また、スタジオジブリ作品の音楽を数多く手掛けてきた久石さんには、アニメーション界に顕著な貢献をした個人に与えられる『ウィンザー・マッケイ賞』が、贈られることが決定しました。 授賞式は、日本時間2月18日に、アメリカ・ロサンゼルスで行われます。