【衆院選】立憲の辻元代表代行が和歌山2区の二階・世耕両候補を痛烈に批判
立憲民主党の辻元清美代表代行が、10月19日、衆議院選挙の公認候補者の応援演説のため和歌山県橋本市を訪れ、和歌山2区に立候補している自民党の新人・二階伸康候補と、自民党を離党して参議院からくら替え立候補した無所属の新人・世耕弘成候補を痛烈に批判しました。 辻元代表代行は、橋本市内のショッピングセンターで行った立憲民主党の新人・新古祐子候補の応援演説で「二階俊博氏は領収書のいらないお金を5年間で50億円も使っていた。責任を取り引退すると聞いたが、今度は息子を出してくる。世耕氏も裏金問題を指摘されたときに政治倫理審査会で説明はしたが『私は何も知らない』と秘書になすりつけた」と述べ、二階候補と世耕候補を痛烈に批判しました。 そして「日本の政治は、裏金や企業献金、世襲を続けた自民党が、新しい人たちを政治の世界に入れることを阻害して、日本の活力や経済成長よりも自分の懐を肥やし、利権のあるところだけを潤している。それが日本の経済そのものを停滞させてきた原因ではないか」と訴えました。 衆議院選挙和歌山2区は、自民党が公認する二階候補と、参議院からくら替え立候補した世耕候補による保守分裂選挙となっていて、双方が激しいつばぜり合いを展開しています。 このほか、立憲民主党の新人・新古候補と、共産党の新人・楠本文郎候補、諸派の新人・高橋秀彰候補も立候補し、全国的に注目を集める選挙となっています。