【バドミントン シンガポールオープン2024】志田千陽/松山奈未がインドペアを下して決勝に進出! 保木卓朗/小林優吾は中国ペアに惜敗
6月1日に開催されたBWFワールドツアー・シンガポールオープン(シンガポール/Super750)5日目は、各種目準決勝が行なわれた。日本勢は、男子ダブルスの保木卓朗/小林優吾、女子ダブルスの志田千陽/松山奈未が決勝進出をかけてライバルたちと争った。 女子ダブルスの志田/松山は、世界ランク30位のジョリー/プレラ(インド)と対戦。癖のあるペアに対して、志田/松山は第1ゲームから8-2、16-12と先行。終盤に20オールにされたものの、最後は日本ペアが23-21で制して第2ゲームへ進む。接戦をモノにし余裕が生まれた志田/松山は、第2ゲームも前半に8連続得点などで点差を広げ、最後は21-11で勝利。決勝の切符をつかんだ。決勝は中国の陳清晨(チェン・チンチェン)/賈一凡(ジャ・イーファン)と対戦する。 男子ダブルスの保木/小林は、中国の何濟庭(ヘ・ジティン)/任翔宇(ルン・シァンユ)と激突。昨年の熊本マスターズ(Super500)で優勝を飾った相手に対して、保木/小林は第1ゲームから点の奪い合いに。12オールまで点差は大きく開かなかったが、ここから先に抜け出したのは中国ペア。6連続得点でリードを広げると、そのまま逃げ切り21-16で先制した。 後がない保木/小林は、第2ゲームの接戦を19本で奪い返しファイナル勝負に持ち込んだが、その最終ゲームは、再び中国ペアが勢いづいて21-16で勝利。保木/小林は惜しくも敗れ、ベスト4に終わった。 女子シングルスはアン・セヨン(韓国)が決勝へ。中国の陳雨菲との頂上決戦に挑む。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO