『ザ・トラベルナース』岡田将生&中井貴一、笑顔で撮了 「本当に良い時間でした」
岡田将生と中井貴一が共演するドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日系)がクランクアップを迎えた。 【写真】2年前、クランクアップで号泣した際の岡田将生 本作は、『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズ(テレビ朝日系)の生みの親である脚本家・中園ミホが、岡田と中井とタッグを組んだ医療ヒューマンドラマ。2022年に放送された前作から2年ぶりの続編となる。 手術場で医師を補助し、一定の医療行為を実施できる看護資格「NP(ナース・プラクティショナー)」を持つ、一見感じが悪いがアメリカ仕込みの優秀なトラベルナース・那須田歩(岡田将生)。そして、物腰は柔らかいが、ここぞという場面では痛烈な一言で理不尽な体制や思想を一刀両断する謎多き“嘘つき”スーパーナース・九鬼静(中井貴一)。卓越したスキルと熱き哲学を持った最強曲者ナースコンビが、患者ファーストで医療現場を改革していく。 前作のクランクアップ時は感極まって号泣した岡田。あれから2年、今回は柔らかい笑顔を浮かべ、「スタッフの皆さんが本当に細部までこだわって、素敵な現場にしてくださったと思っております。疲れている時も皆さんの顔を見て『今日も1日頑張ろう。皆さんと歩んでいこう』と思い、3カ月臨ませていただきました」と切り出した。だが、グッと思いがこみ上げてきたのか、突如「あ、ダメだ。これはまた泣くパターンですね」と苦笑い。しかし、中井から「泣け、泣け」とけしかけられるや、即座に「そうやって言われると、泣けないんですよ(笑)」と応酬。スタッフも吹き出し、現場は温かい空気に包まれた。 その後もついに涙を見せることはなく、「最後も貴一さんと2人で言い合うシーンを撮影できたこと、そして皆さんと肩を並べて一緒に歩めたことが、何より幸せでした。本当に気持ちよく、撮影を終えることができました!」と笑顔で現場を後にした岡田。一方、中井も「本当に良い時間でした。ひと足お先にオールアップした寺島(しのぶ)さんや安達(祐実)さん、野呂(佳代)さんたちの涙を見た時に『あぁ、このドラマをやってよかったな』と、岡田くんと2人でしみじみと思いました」と、穏やかな表情で述懐した。 ■コメント 岡田将生 前作のクランクアップでは号泣して、何を言ったか覚えていないんですけど……(笑)、前回に引き続き参加してくださったスタッフの皆さんと、今回新しい風を吹き込んでくださったスタッフの皆さんが、本当に細部までこだわって、素敵な現場にしてくださったと思っております。僕は、たぶん皆さんが思ってる以上に、皆さんのことが大好きでして……。疲れている時も皆さんの顔を見て「今日も1日頑張ろう。皆さんと歩んでいこう」と思い、3カ月臨ませていただきました。 最後も貴一さんと2人で言い合うシーンを撮影できたこと、そして皆さんと肩を並べて一緒に歩めたことが、何より幸せでした。本当に気持ちよく、撮影を終えることができました! 明日はちょっと寂しさを感じると思いますが……とにもかくにも今夜は、気持ちよく眠れそうです。ありがとうございました! 中井貴一 2年ぶりの続編ゆえ、最初は「思い出せるかなぁ?」と思っていましたが、本当に良いスタッフと良いキャストに恵まれ、ゆっくりと静を思い出しながら3カ月演じました。本当に良い時間でした。ひと足お先にオールアップした寺島(しのぶ)さんや安達(祐実)さん、野呂(佳代)さんたちの涙を見た時に「あぁ、このドラマをやってよかったな」と、岡田くんと2人でしみじみと思いました。皆さんにとっても『ザ・トラベルナース』が良い思い出になればいいな、と心から願っています。本当にありがとうございました!
リアルサウンド編集部