女子アトム級のインフィニティリーグ開幕。16歳のNOELがプロデビュー戦で勝利も涙。パク・ソヨンは修斗初勝利【修斗】
3度目となる修斗の女子のみの大会「COLORS Produce by SHOOTO Vol.3」(8月3日、東京・新宿FACE)で「インフィニティリーグ2024 女子アトム級」が開幕した。この日は2試合が行われ、パク・ソヨン(韓国・ROAD GUNSANジム)とNOEL(AACC)が判定勝ちを収め、それぞれ勝ち点2を獲得した。 この日がプロデビュー戦となる16歳のNOELは第7試合で檜山美樹子(ナゴヤファイトクラブ)と対戦。 1R、ともにオーソドックスの構え。すぐにNOELがタックルからテイクダウン。サイドポジションを取る。NOELは十字を狙いに行く。こらえる檜山。鉄槌で削るNOEL。檜山が体を起こすとスリーパーのNOEL。完全にバックは取れておらず檜山が脱出も、今度はNOELは下から腕十字を狙う。檜山は上になってつぶしに行く。NOELはなおも三角絞めを狙う。脱出した檜山が上を取るが、NOELはロープを蹴ってポジションを取りに行く。NOELが上を取ってパウンドとヒジを放ち続けたところでゴング。
2R、打撃の攻防からNOELがタックル。難なくテイクダウンに成功。上を取ってハーフポジション。足を抜いてサイドポジション。そしてマウントに移行。左腕をとらえてアームバーを習う。セコンドからサイドに戻してのアームロックの指示が出るが、NOELはマウントのまま腕を極めに行く。檜山はハーフガードに戻す。檜山は腕を抱え、NOELにヒジを打たせない。NOELは離れるとヒザ十字固めを狙うが檜山が防御。互いにヒールホールドの取り合いになる中、試合終了。 判定はジャッジ3者とも18-20でNOELが勝利を収め、勝ち点2を獲得した。 NOELは試合後のマイクで「今回、本当は1Rで極め切りたかったんですが、緊張してできなかったです。もっと練習して一本勝ちできるように頑張るので、応援よろしくお願いします」と涙交じりに語った。