【秋の連休に】脳科学者・茂木健一郎さんが推す「子どもの脳を育てる遊びSPOT」4選|STORY
「子供たちに、大自然の中で五感を刺激する体験を!」と提言する、脳科学者・茂木健一郎さん。茂木さんの推す、とっておきのJapanese Placeをご紹介します!暑すぎた8月も終わり、秋の連休などに検討してみてはいかがでしょうか。
<宮崎>幸島
『天然記念物の野生猿が生息する無人島』 海岸の沖合約200mに浮かぶ小さな無人島。渡し船(予約制)で5分ほどで渡ることが可能で、芋を洗うなど文化を持つ野生猿がいる島として有名。 「僕は運良く猿が鯛をとっている場面に遭遇しましたよ」
<岐阜>養老天命反転地
『“日本一破天荒”? 体験型アートパーク』 (C)1997 Reversible Destiny Foundation.Reproduced with permission of the Reversible Destiny Foundation
世界的アーティスト荒川修作氏と詩人のマドリン・ギンズ氏が手掛けたテーマパーク。広大な敷地内には平衡感覚や遠近感を混乱させる仕掛けが点在。 「柔らか頭の2人が作った予想不能の施設を体感して」
<北海道>モエレ沼公園
『アートと自然が融合した広大なる映えパーク』 世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチが手掛けた札幌市にあるアートパーク。東京ドーム約40個分の敷地内では現代アートや四季折々の景色を堪能できる。 「公園自体が現代アートなのでぜひ体感して」
<東京>高尾山
『ミシュランガイド三ツ星! 都心から1時間の自然体験』 日帰りでもゆっくりと山歩きが楽しめる国定公園。 「本格的なハイキングはもちろん、ケーブルカーでも行ける手軽さが嬉しい。山頂では国蝶のオオムラサキなど珍しい昆虫も発見できます」 ■脳科学者・茂木健一郎さん 東京大学卒業。脳科学者としてメディア出演の傍ら、東京大学特任教授、客員教授として教壇に立つ。日本人の生きがいの概念を言語化した著書『IKIGAI』が31カ国で翻訳され世界的にも注目を集める。 撮影/須藤敬一 取材/奥村千草、香取紗英子 ※情報は2024年8月号掲載時のものです。