NYダウ終値、0・59ドル安の4万3729ドル…FRB0・25%利下げの一方で利確の動き
7日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)は小幅に値下がりし、終値は前日比0・59ドル安の4万3729・34ドルだった。米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを決めた一方、米大統領選の結果を受けて前日に最高値を更新した反動から、利益確定の売りが優勢となった。 【ひと目でわかる地図】全米の開票結果
FRBは7日、政策金利を0・25%引き下げることを決定した。金利負担が軽減されるとの期待から半導体大手インテルなどが値上がりした。一方、米大統領選でトランプ前大統領の当選確実が伝えられ、6日に1500ドル超上昇した影響から、値上がりした銘柄を売却する動きも広がった。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は285・99ポイント高の1万9269・46となり、2日連続で最高値を更新した。電気自動車大手テスラや半導体大手エヌビディアなどが買われた。(ニューヨーク支局 小林泰裕)