大谷翔平のFA争奪戦 候補はドジャースやジャイアンツなど8球団? エンゼルスは再契約を今オフの最優先事項に
テキサス・レンジャーズの初優勝で幕を閉じたワールドシリーズ。シーズンオフに突入したメジャーで最も注目されているのがエンゼルス・大谷翔平選手の移籍先です。 【画像】選手会投票で「ア・リーグ最優秀野手」を受賞した大谷翔平選手 右肘故障の影響で自身2度目となる手術を受け、二刀流の再開は2025年シーズンからとなっている大谷選手。今季は自身初の本塁打王のタイトルを獲得するなど、攻撃力だけでもFA市場の目玉であるとMLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は評価します。 大谷選手の移籍先候補として多数のチームが挙げられている中、大谷選手の残留を目指すエンゼルスペリー・ミナシアンGMは「大谷との再契約は今オフの最優先事項だ」と発言。しかし、大谷選手を引き留めるための出費をする余裕はあるのかが疑問視されています。 他球団に移籍する場合、移籍先の最有力候補に挙げられるのは強力打線を擁するドジャースです。フェインサンド記者によると「昨オフは控えめなFA補強に終始したことが、今オフに大谷を獲得するためだと考えられている」と言います。また、同じ西海岸を本拠地とするジャイアンツについても「大谷の獲得に乗り出しても不思議ではない」と話します。 メッツについては、オーナーのスティーブ・コーエン氏が山本由伸選手の獲得を熱望しているとされていますが、大谷選手の獲得に乗り出した場合、メッツを上回る条件を提示できるチームが現れるとは考えにくいと指摘されています。 その他にもマリナーズ、パドレス、レンジャーズ、レッドソックスが有力候補とみられる大谷選手の来季所属先。その一方、大谷選手が二刀流の復活後に再びFAとなるため、本人から2~3年の短期契約を望む可能性も残されていると言います。 日本時間7日の午前7時から他球団との交渉も解禁となりますが、大谷選手の争奪戦から目が離せません。