外国人は混乱?“かにめし”や “のどぐろ棒寿司”が買える自販機…新幹線改札内に設置のワケは?
金沢駅の新幹線改札内に駅弁の自動販売機が5日、お目見えしました。 北陸三県の駅弁の中から6種類を厳選した自動販売機は、デザインでも金沢らしさをアピールします。 【写真を見る】外国人は混乱?“かにめし”や “のどぐろ棒寿司”が買える自販機…新幹線改札内に設置のワケは? MRO北陸放送・牛田和希キャスター「新幹線改札に入り、エスカレーターを上った右側に設置された自動販売機。金沢駅の鼓門が描かれていて、駅弁が買えます」 JR各社による「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせて、5日から導入された新幹線改札内の自動販売機。 ■駅弁の自動販売機が必要な理由 黒をベースに金沢を象徴する金箔をイメージしたデザインで北陸三県選りすぐりの駅弁を取り扱います。 でも、なぜ駅弁の自動販売機が必要なのでしょうか? 実は金沢駅で新幹線を利用する際、改札の中には売店が2か所しかなく、これまでも利用客からは駅弁を買いやすくしてほしいという声が上がっていたということです。 ジェイアールサービスネット金沢 事業開発課 加藤順さん 「金沢に観光に来られたお客様はもちろん、様々な思いを胸に、金沢駅から旅立つ地元のお客様に商品を購入していただいて、新幹線の中でふるさとの味を楽しんでいただきたいなと思っています」 ■海外観光客の購入も想定したけど…利用客の声は 自動販売機には、「かにめし」や「炙りのどぐろ棒寿司」など、人気商品を取り揃えました。 利用者 「エスカレーターに乗っていたら見えたので、何の自販機かなぁと思って。のどぐろ棒寿司を買いました」「ええやん。目を引きますね」 また、購入の際はキャッシュレス決済も可能で、海外からの観光客の購入も想定し、英語と中国語に対応しています。 ■外国人観光客が品定めも…「中身の写真がない」 外国人観光客「面白い自販機だね。美味しそうなものが並んでいるよ」 Q.買ってみますか? 外国人観光客「そうだね」 さっそく外国人観光客が品定めをしますが… 外国人観光客「中身は何が入っているんだい?」 駅弁には中身の写真や英語の表記がなく、購入をためらう人もいました。
ただ、乗り継ぎ客などへのサービスの幅は広がり、今後は売れ行きを見ながら商品を増やすことも検討しています。 購入できる時間は消費期限を考慮し、午前7時半頃から午後9時頃までとなっていてます。
北陸放送