右手の小指を骨折しながら強行出場「鉄人、ボロボロです(笑)」エスポラーダ北海道・水上玄太が復帰後初ゴール|フットサル
10月27日、北ガスアリーナ札幌46にてFリーグ2024-2025 ディビジョン2の第12節が行われ、エスポラーダ北海道とアグレミーナ浜松が対戦。北海道が5-2で勝利した。 【映像】次世代GKの神セーブ!元日本代表&初代リーグ得点王も大絶賛! 1648人の超満員になったアリーナで、勝利を決定づけるダメ押しの5点目を決めたのは、水上玄太だった。鈴木裕太郎からのパスを受けてシュート。一度はGKに弾かれるも、素早く押し込み、ゴールネットを揺らした。 試合後、「実は骨折していた」と明かした水上。練習中に手にボールがぶつかって、右手の小指を骨折しながら、テーピングで固めてピッチに立った。 開幕前に全治1カ月以上の怪我をし、復帰後に肉離れ、さらには骨折と「ボロボロ」と笑いつつ、ゴールを決めるのが“鉄人”と呼ばれるゆえんだ。 クラブが存続危機に立たされるなか、昨シーズンまでGMを務めたバンディエラは、「なくしちゃいけない」と決意を口にした。
実は明日手術なんです
──前半のプレータイムは? 0です。0分間。ハハハ(笑)。 ──もしかして今日は水上選手は出ないのかなと思っていたら、第2ピリオドのスタートからピッチに立ちました。 外から見ていて(室田)祐希のところで優位性はあるにせよ、相手もかなり引いていたので、前にパスを当てられるポイントがあればもっと楽になるなと思っていました。(ピヴォの自分の)出番が来るんじゃないかなと。 ──真ん中で背負ってパスを受ける、ピヴォらしいピヴォとしてプレーしていたのが印象的です。 はい。ピヴォに当てるポイントができれば、祐希は当てられるし、ドリブルも生きてくる。自分が受けるのはもちろん、それこそ選択肢の一つになれればと思っていました。 ──今シーズンは怪我に悩まされているので、コンディションは万全ではない? ちょびちょび試合は出てるんですけど、まず内側をやって、復帰して、そうしたら肉離れとかも起こっちゃって。 ※5月初旬に左膝内側側副靭帯損傷、左足関節外側靭帯損傷で離脱、復帰後にも肉離れ ──鉄人の体が……。 ボロボロです(笑)。今日も実は練習中にボールが当たっちゃって、右手の小指を骨折してたんですよ。で、明日(月曜日)手術するんです。 ──え、骨折しているのに試合に出てた? でも、手だし、指だし。先生からは手術しても(翌日の)火曜日から練習できるって言われているので。来週も試合に出られるって監督にアピールしてます(笑)。 ──すごいな……。それは書いていいんですか? 広報から「リリースはどうします?」って言われて、でも別に試合を休むわけじゃないし、出さないでいいよーって。