【菊花賞】馬場状態から浮上するのはこの馬だ
「菊花賞・G1」(20日、京都) 菊花賞が行われる20日、京都競馬場のある京都市は晴れ時々曇りの予報。前日に強く降り続いた雨の影響が残り、良に回復してもパンパン馬場にはならない可能性も。芝は内柵を最内に設置したAコースを使用。直線コースの内側に傷みが見られる。 土曜は雨で馬場が渋ったせいで、内側が掘れて芝の塊が飛ぶシーンも見られた。稍重で行われた10Rの宝ケ池特別(2勝クラス・芝1600メートル)はVタイム1分34秒9と時計は少しかかっている。3分3秒台後半から4秒台で決着しそうだ。 土曜10Rの勝ち馬は中団から馬場の真ん中を選び、たたき合いを制した。3着馬も外から伸びていて、差し有利の馬場であることは一目瞭然だ。 ハヤテノフクノスケを狙う。京都の未勝利戦が稍重の5馬身差V。稍重の札幌で1勝クラスV、2勝クラス2着と少しタフな馬場が合う。2走前には2600メートルで2着。大跳びで勢いをつけて外を回る形になることから、小回り向きでなく、広い京都もフィット。もう少し外の枠が欲しかったが、距離が長いだけに、うまく外へ出して運ぶことができれば勝機はある。