「〇〇になったら幸せ」から「もう幸せ」と思える自分になるための4ステップ
あなたも「私は〇〇になったら幸せになれる」が口癖になってない? 昇進したら、体重が5kg減ったら、人間関係が改善したら。未来に関する願望ばかり抱いていると、幸せが遠ざかり、現在に満足できなくなってしまう。幸せは目的地じゃなくて、いますぐに始められる旅の途中にあるものと考えてみてはどうだろう? 【写真】幸福感の高い人の共通点 幸せを感じられる11の習慣 うれしいことに、幸せに対する考え方を変え、毎日に幸せを見い出すのは誰にでもできること。そこで今回は「〇〇になったら幸せ」のメンタリティから抜け出して、いますでにある幸せをありがたく受け入れるための4つのステップをイギリス版ウィメンズヘルスから紹介しよう。
ステップ1:「私は〇〇になったら幸せ」という思考のトリガーを特定する
最初のステップは自分のパターンを特定すること。そのためには内なる声に注意深く耳を傾けて。あなたが「私は〇〇になったら幸せになれる」「私は〇〇を達成したら今度こそ幸せになれる」というようなことを言ってしまうのは、どんなときだろう? そのときの状況、感情、欲求に注目してみて。 自己認識は変化を起こすカギ。「〇〇になったら幸せ」という思考が表れる瞬間を自分で認識できるようになって初めて、その思考に自らチャレンジしていける。
ステップ2:内なる声を「私は幸せ。なぜなら〇〇」で置き換える
トリガーを特定したら、「私は〇〇になったら幸せ」という内なる声を「私は幸せ。なぜなら〇〇」で置き換える練習をしよう。いま、この瞬間に喜びをもたらしてくれることを考え、未来に関する思考をいまに関するアファメーションで上書きしてみて。 具体的な例を挙げると: 「体重が5kg減ったら幸せになれる」の代わりに「私は幸せ。なぜなら私は健康的なライフスタイルに向かう正しいステップを踏んでいるから。そのために自分の体が頑張ってくれているのはありがたいこと」 「昇進したら幸せになれる」の代わりに「私は幸せ。なぜなら私はいまの役職で学び、成長しているから。いまの自分に与えられている機会にも感謝している」 その過程で感謝の念が醸成される。いまに感謝することを大事にすれば、自分の人生にすでにある良いことの数々が味わえるようになり、満足感が増す。