玉木代表の不倫にネットがザワつく。大ヒット作のキャラとの“共通点”への指摘が相次いだワケ
総理指名選挙の決選投票が行われた2024年11月11日、同日に、国民民主党の代表である玉木雄一郎氏が、自身の不倫報道を受けての謝罪会見を行った。 【画像】不倫報道を受けての謝罪会見を行った玉木雄一郎氏 SNS上がにぎわう。Netflixで配信されている『地面師たち』に登場する大手ディベロッパー社員との類似で盛り上がったのだ。なんだかなぁ。滑稽な類似……。 イケメン研究をライフワークとする“イケメン・サーチャー”こと、コラムニスト・加賀谷健が、いけすかないことでは確かに共通する、ほんとうにどうでもいい下半身事情の類似を解説する。
類似することになった人物たち
Netflixで配信されている『地面師たち』は配信開始からすぐ、やたらと評判だった。でも評判作にすぐ飛び付かず、あえて寝かせてみることも重要である。配信開始から4ヶ月近く経った頃合いだけれど、それがどうだろう? 寝かせてみた結果、本作に登場する、ある人物と現実に存在する人物とが、偶然、類似することになった。その類似はSNS上での格好の話題。それを見て本作品をまだ視聴していない人たちも重い腰をあげてみる気になったかもしれない。 もったいぶってしまった。偶然、類似することになった人物たちとは、ひとりはなにがなんでも代わりの土地を見つけなければならない大手ディベロッパーである石洋ハウスの開発事業部部長・青柳(山本耕史)。もうひとりは、先日の衆議院総選挙で野党第3党になった国民民主党の代表である玉木雄一郎氏だ。
まずは『地面師たち』をおさらい
ともあれ、ひとまず本作の主な登場人物を基本情報として確認しておく。各話冒頭ナレーションが説明するように「地面師とは他人の土地の所有者になりすまして売却を持ちかけ、偽造書類を使って多額の金を騙し取る不動産詐欺を行う集団のこと」である。本作の地面師たちの活動範囲は、東京。 人口密集地帯自体が隠れみのとなりながら、土地をほしがる相手をねらい、不動産プロ同士が、だまし、だまされる。地面師グループを仕切るなぞの男ハリソン山中(豊川悦司)が、情報屋である竹下(北村一輝)の情報を瞬時に選別して計画をたてる。 それに基づいて、ハリソンの右腕である辻本拓海(綾野剛)が交渉役を担当。キャスティング担当の麗子(小池栄子)が売り主を装う人材を配役する。さらに元司法書士で法律担当の後藤(ピエール瀧)が、いろいろと悪知恵を働かせる。などなど、他にも役割が細かく分担されている。