【DEEN】固定観念を払拭するアイテム数とクオリティ。日常整備にも使える車載工具の「使える度」をチェック
車載工具に求められるアイテムとは?
簡素な純正工具に代わる車載工具に必要な機能やアイテムは「回す工具」と「掴む工具」に大別できます。 ドライバーやスパナ、メガネレンチなどの回す工具は、ビスやボルト/ナットを着脱するための必須アイテムです。 バイクの年式が新しくなるほどプラスやマイナスビスの使用箇所は減っていますが、それに代わって六角穴付きボルト(いわゆるヘックスボルト)が台頭しているため、六角ビットドライバーの出番は増えています。 六角頭のボルトやナットを回すスパナやメガネレンチも、ハンドルやレバーホルダーの位置がずれたりミラー調整に欠かせません。ただしボルト/ナットのサイズごとにレンチを揃えるとかさばってしまうので、ラチェットハンドル+ソケットで省スペース化するのも良いでしょう。 さらに開口幅が広めのモンキーレンチがあれば、ソケットだけでは対応できないサイズのボルトを回すこともできます。 掴む工具に関しては曲げる、押さえる、切断できる、ニッパーとラジオペンチの機能を併せ持つスリップジョイントプライヤー一択と言って良いでしょう。これに加えて、実はモンキーレンチも掴む工具として使えます。 スパークプラグレンチやドライブチェーンのたわみ調整で使用するリヤアクスルシャフト用レンチがあれば作業の幅はさらに広がりますが、スパークプラグにたどり着くにはガソリンタンクやエアークリーナーボックスを外さなくてはならない機種も多く、また適切に注油されたシールチェーンであれば数百km程度のツーリングで伸びることは皆無なので、あえて搭載しなくても良いかもしれません。
工具のプロがチョイスしたDEEN「I' ll be back」
バイクに付属する純正工具に代わる車載工具は、部品や用品ブランド、工具メーカーなどからいくつも製品が発売されています。コンセプトや入組内容は製品ごとにまちまちですが、社長自身もバイク乗りである工具ショップ、ファクトリーギアがプロデュースした車載工具セットはアイテム数と工具の品質で一頭地を抜いた存在です。 北海道から沖縄まで全13店舗を展開するファクトリーギアは、国内外の有名メーカー工具の販売を行いながら、自社ブランドである「DEEN」でハンドツールやエアーツール、キャビネット等を開発。工具販売のプロである同社の知見とノウハウを活用して開発された車載工具I' ll be backのセット内容は以下の通りです。 DN-BITRSET2:DEEN ビット&ビットラチェットセット DNB208W/AH:DEEN 1/4SQ 12角ソケット8PCセット (サイズ:5.5、6、7、8、10、12、13、14mm) DNC-10A:DEEN コンビネーションレンチ 10mm DNP-150J:DEENコンビネーションプライヤー DNW-150AJ:DEEN モンキーレンチ150mm TRJ200B:ナイロン結束バンド耐候性タイプ 幅4.8mm長さ188mm 5本 PT731/1P:絶縁テープ DNJRSL-700LM:DEEN.J 充電式カラビナライト DNIWBAG:モーターサイクル搭載バッグ 収納布:フリースタイルクロス 上記入組内容を元に、さらにアイテムごとの使い勝手を細かくチェックしましょう。
【関連記事】
- この記事を画像付きで見る:【DEEN】固定観念を払拭するアイテム数とクオリティ。日常整備にも使える車載工具の「使える度」をチェック
- 人気記事1:【速報】CB1300に新色の2024年新型が5月に発売か!?これがファイナルの可能性も?【モーターサイクルショー2024】
- 人気記事2:【インプレ】カワサキW800を購入!元W650オーナーが徹底比較レビュー!【2014年モデル】
- 人気記事3:【全日本ロードレース選手権】かつてないほど役者のそろったJSB1000 最高峰クラスが2024年はアツイ!
- 人気記事4:走りは超キビキビ、色はハデハデ! 排気量175ccの街に程よいスクーター、KRV180TCS|キムコ