【MLB】フィリーズ80勝到達 エースのウィーラーが通算100勝 首位攻防3戦目を制しブレーブスと6差に
【ブレーブス0-3フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間9月1日、フィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークでのブレーブス4連戦の3戦目を迎え、エース右腕のザック・ウィーラーの好投もあって3対0で勝利。首位攻防4連戦は3戦目を終えて2勝1敗となり、2位ブレーブスとのゲーム差を6に広げた。フィリーズ先発のウィーラーは7回4安打無失点の快投で13勝目(6敗)を挙げ、通算100勝を達成。3番手のカルロス・エステベスが23セーブ目をマークし、ブレーブス先発のマックス・フリードは7回5安打3失点の力投も8敗目(8勝)を喫した。 【動画】フィリーズのトレイ・ターナーが15号ソロを放つ フィリーズは3回表無死1・2塁のピンチをウィーラーが切り抜けた直後、3回裏先頭のエドムンド・ソーサが7号ソロを放ち、1点を先制。緊迫した試合展開のなか、6回表に中堅ヨハン・ロハスがマット・オルソンの本塁打性の打球をキャッチすると、6回裏先頭のトレイ・ターナーに15号ソロが飛び出し、2対0とリードを広げた。7回裏にはオースティン・ヘイズの大飛球が中堅マイケル・ハリス2世に好捕されたものの、ソーサのタイムリー二塁打で貴重な追加点をゲット。7回4安打無失点のウィーラーからジェフ・ホフマン、エステベスとつなぎ、完封リレーで首位攻防4連戦の3戦目を制した。 ウィーラーは今季13勝目を挙げ、キャリアハイ(2021年の14勝)まであと1に迫るとともに、メジャー10年目で通算100勝を達成。現役ではジャスティン・バーランダー、ゲリット・コール、ダルビッシュ有らに続いて18人目の快挙となった。今季は27度の先発登板で167回2/3を投げ、13勝6敗、防御率2.63、183奪三振の好成績をマーク。今季で5年1億1800万ドルの契約が終わり、来季からは3年1億2600万ドルの大型契約がスタートするが、年俸に見合うだけの見事な活躍を続けている。