伊原六花“優香”、遂に中村家の崩壊の第1歩となる復讐に成功<肝臓を奪われた妻>
伊原六花主演のドラマ「肝臓を奪われた妻」(毎週火曜夜0:24-0:54、日本テレビ系/Huluにて配信)。5月7日放送の第6話では、優香(伊原)が、復讐ターゲットである中村家に亀裂を入れる事に成功した様子が姿が描かれた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】横顔も美しい…元夫・光星の現在の妻・るり子(水崎綾女) ■肝臓を奪った元夫とその家族への復讐と共に、再び愛を信じて生きていく成長物語 本ドラマは、LINEマンガで配信中の、国内累計閲覧数が1億3300万ビュー(※2024年2月現在)を超える大人気の同名ウェブトゥーンが原作。自分がただの肝臓移植の為の道具だったと知った優香が、肝臓を奪ってスグに自分を捨てた夫とその家族に復讐の炎を燃やすストーリー。 しかし、ただの復讐劇ではなく、他人を信じられなくなった自分を支える周りの人々や守るべきわが子のために、再び愛を信じて前を向いて歩いていく優香の成長物語にもなっている。 ■弘子への復讐は成功したが、るり子への復讐は失敗… 賢三(田村健太郎)と一夜を共にし、彼に今度こそ弘子(加藤千尋)ときっぱり別れる決心をさせた優香は上機嫌。しかしその一方で、るり子(水崎綾女)が不倫相手の慎吾(夏生大湖)をカネの力で奪い返してしまい、彼女はわざわざ優香の元を訪れて、勝ち誇った態度でそれを告げるのだった。気まずそうな表情をしながらもるり子の車の運転席で待つ慎吾を見て、優香は復讐が失敗した悔しさでいっぱいになり、るり子への復讐心をさらにたぎらせるのだった。 ■弘子が義姉・るり子の不倫を目撃 その頃、弘子は、泣いてもすがっても脅しても別れる気持ちが揺るがなかった賢三を想い、「何で私だけこんな目に…」と、酒に溺れて自暴自棄になっていた。その時、弘子のスマホが鳴り、画面を見た彼女は、先ほどまでの絶望した表情から一転、含んだ笑顔を見せた。 弘子に送られてきたのは「義理のお姉さんの秘密、知りたくないですか?」というDMのメッセージだった。弘子はそこに書かれた住所に行き、るり子と慎吾の密会を目撃。「お兄ちゃん、すっごい怒るだろーなぁ」と、嬉々として、慌てふためくるり子の写真を撮りまくった。 ■復讐の成功に高笑いする優香だったが… 陰からその様子を見て、満足そうにほくそ笑みながらその場を去る優香。「これで、中村光星(桐山漣)の幸せも終わりだ」と高笑いする彼女だが、こんなことぐらいで光星が「終わる」わけがない。そもそもるり子に対して愛情など無いはずで、プライドが傷つけられて悔しがる程度ではないのだろうか。根っからの悪魔・光星に勝つには、まだまだ優香は甘すぎる。だが、これまで仲良さそうだった弘子とるり子の間に亀裂を入れた事は間違いなく、中村家の崩壊の一歩にはなっただろう。 光星は相変わらず探偵を使って優香の動向を逐一把握しており、賢三との密会写真を見てブチギレていた。優香への常軌を逸した執着心が、今後彼にどんな行動を起こさせるのか、気になるところ。そして、闇堕ちが始まったような優香の表情も気がかりだ。優香はこのまま良心を捨てて復讐の鬼となってしまうのだろうか…。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部 ※桐山漣の「漣」のしんにょうの点は一つ