障害がある子供やその家族を撮影した写真展が、25日から佐賀市で開かれています。 写真展は家族で写真を撮りたくても医療的ケアが必要だったり車いすでの移動が制限されたりして、撮影を諦めていた家族にも思い出を残してもらおうと、障害児家族のためのサークル「ケアマミ」が企画したものです。 会場には去年と今年、撮影した26枚の家族写真が展示されています。 障害がある子供の体調や精神状態を見ながら時間を調整し、笑顔で撮影に臨めるよう工夫したということです。 【山下ゆうこさん】 「障害があっても家族みんなで笑顔で過ごしているよというところをたくさんの人に知ってもらえたらうれしい」 写真展は県庁の県民ホールで12月1日まで開かれています。