イオンモール与野で、衆議院議員総選挙の臨時期日前投票所を開設
さいたま市選挙管理委員会が10月24日、第50回衆議院議員総選挙・第26回最高裁判所裁判官国民審査に関する臨時期日前投票所をイオンモール与野(さいたま市中央区本町西5)の1階通路に開設した。選挙では、小選挙区選出議員選挙、比例代表選出議員選挙と、最高裁判所裁判官国民審査が同時に行われる。(大宮経済新聞) 【写真】投票所整理券を持参しなくとも期日前投票所に備え付けの宣誓書(兼請求書)に住所、氏名、生年月日と本日の日付を記入すれば身分証明書の確認もなく投票することができる。 期日前投票所は10月16日からさいたま市内10区の各区役所に、19日からは市内の公民館などにそれぞれ設けられたが、24日からは商業施設であるイオンモール与野とイオンモール浦和美園(さいたま市緑区美園5)にも臨時期日前投票所が設けられた。 イオンモール与野での期日前投票は所在地の中央区だけでなく、大宮区、西区、桜区が対象区となり、各区ごとに臨時期日前投票ブースが設けられた。開設された24日の昼には期日前投票を行う人たちで行列ができ、特に中央区と大宮区のブースにおいては一時40人以上が並び、列の最後尾の案内が出るほどであった。 同選管は10月11日に選挙にまつわるホームページを特設し、投票率向上を目指し、ラジオやテレビ、ポスター掲示や横断幕などと併せて広報活動を行っており、商業施設内に臨時期日前投票所を設けることは買い物や飲食の前後に投票を行えるようにすることで投票率向上を目指しているという。 期日前投票は26日まで。投票所整理券の持参が望ましいが、投票所整理券を持参しなくとも期日前投票所に備え付けの宣誓書(兼請求書)に住所、氏名、生年月日と本日の日付を記入すれば身分証明書の確認もなく投票することができる。 投票日は27日で7時から20時まで行われ、さいたま市内には244カ所の投票所が設けられて、即日開票される。 今回の選挙で投票する権利のあるさいたま市内の選挙人名簿登録者数は約111万7000人。さいたま市域を含む選挙区は、埼玉県第1区(見沼区、浦和区、緑区)、第5区(西区、北区、大宮区、中央区)、第15区(桜区、南区、蕨市、戸田市)、第16区(岩槻区、春日部市、吉川市、松伏町)となり、定数は小選挙区議員選挙=4人。北関東ブロック(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県)の定数比例代表議員選挙=19人となっている。 イオンモールに設けられた臨時期日前投票所の開設時間は、与野、浦和美園ともに、午前11時~午後7時。
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