スーパーで購入したお菓子が「自主回収」の対象に! 確認して“異常”はなさそうだし「返送」などの手続きも面倒なので、食べてしまって大丈夫でしょうか…?
もし自主回収対象の食品を食べてしまったら?
自主回収の対象となった商品を「すでに食べてしまった」場合も、返品手続きをすれば受け付けてもらえる場合があります。食べた際に被害がなくても万が一のことを考え、「購入しすでに食べてしまった」ことを申し出ておくと、後日体調に異変があった場合に対応してもらえるでしょう。 もし食べている途中のものがある場合は、レシートと食べ残している商品を直接店舗に持ち込むか、宅配で送りましょう。すでに食べ切ってしまっている場合は、食品の包装を保存しておくことが大事です。 同時に体に被害や異常がないか、経過を観察します。もし異常が発生した場合は直ちに病院で診察を受け、製造者のお問い合わせ先や管轄の保健所に連絡しましょう。
まとめ
自主回収の対象となる商品は、実害が出る可能性があり、すでに実害が発生している場合すらあります。そのため、安易に食べる、自分で処分するような行為は、リスクが高いと考えられます。 特に甚大な健康被害が出た場合、生死に関わる可能性もあります。「面倒だから」「時間がないから」といわず、返品手続きを取るようにしましょう。 出典 e-Gov法令検索 刑法 e-Gov法令検索 食品衛生法 執筆者:石上ユウキ FP2級、AFP
ファイナンシャルフィールド編集部