新しい三菱アウトランダーPHEVがデビュー!
ヤマハと共同開発のオーディオも搭載へ
10月1日、三菱自動車(以下、三菱)の欧州法人は、「アウトランダーPHEV」の改良モデルを発表した。 新しいアウトランダーPHEVは、“威風堂々”をコンセプトに開発されたという。搭載する駆動用バッテリーの総容量は22.7kWhで、EVモードでは電気のみで最大86km走行可能だ。フロントモーターは最高出力85kW、最大トルク255Nmを発揮、リヤモーターは、最高出力100kW、最大トルク195Nmを発揮する。2360cc直列4気筒ガソリンエンジンと組み合わされたシステム総合出力は225kW。満充電およびガソリン満タン時の総走行可能距離は844kmを実現。システム制御のアップデートに伴い、0~100km/hの加速タイムは7.9秒だ。車両運動統合制御システム「S-AWC(スーパーオールホイールコントロール)」も改良され、ハンドリング性能も向上した。 インテリアでは、ヤマハと共同開発したオーディオシステム「ダイナミックサウンド」を搭載(8個ないし12個のスピーカーで構成)。ヤマハのサウンドマイスターが車内空間にマッチするよう音響設定をチューニングした。車速や天候、エアコンのオン/オフに応じて音量を補正し、臨場感あふれるサウンドを体感できるという。 インパネ上部には12.3インチのスマートフォンリンク機能付きのタッチディスプレイを設置。高解像度によって、視認性が向上した。フロントシートにはベンチレーション&ヒーター機能に加え、マッサージ機能も搭載する。 新しいアウトダンラーPHEVは、間も無く日本へも上陸する。
文と編集・稲垣邦康(GQ)