渡辺未詩が“みんなのアニキ”水波綾を破り、プリプリ王座V4「このまま完璧で究極なチャンピオンになって、東京女子をもっともっと大きくしたい」【TJPW】
東京女子プロレスが9月22日、千葉・幕張メッセ国際展示場展示ホール6で「WRESTLE PRINCESS Ⅴ」を開催した。メインイベントではプリンセス・オブ・プリンセス王者の渡辺未詩が今夏の「第11回東京プリンセスカップ」を制覇した“みんなのアニキ”水波綾(フリー)を破り、4度目の防衛に成功した。 水波は2022年7月9日の大田区総合体育館大会で東京女子に初参戦。その際、渡辺とシングル戦を戦い、水波が勝利を収めている。その後、2年余の月日を経て、2度目の一騎打ちとなった。 序盤、レスリングの攻防から、ショルダータックル合戦、水波がコーナーでマシンガンチョップの雨あられ。場外に転じると、渡辺が首を固定してリバース・ジャイアントスイングでぶん回す。水波は鉄柱にぶつけ、エプロンでギロチンドロップ。その後も水波はダイビング・ギロチンドロップ、肩固めで攻めていくが、渡辺はアバランシュ・ホールド、ジャイアントスイングで反撃。水波は裏投げ、スピアー、ダイビング・ギロチンドロップ、ラリアットと怒涛の攻め。渡辺もリバース・パラドックス、雪崩式ティアドロップで猛攻。さらにカナディアン・バックブリーカーの体勢から、変型リバース・ティアドロップを一閃。そしてティアドロップ連発、後頭部へのダブルハンマー、レーザービームから、ティアドロップをもう一発繰り出して3カウントを奪った。
堂々の防衛を果たした渡辺は「水波さんが相手というのは、今までのピンチとは違ったピンチで。いろんな点で不安も多くて。でも無事防衛できたことはすごく自信につながってるし。これから先、今なら何でもできるような気がしてるくらい。4回重ねてる防衛が自信につながっています。このまま完璧で究極なチャンピオンになって、東京女子をもっともっと大きくしたい」と笑顔を見せた。 かたや、王座奪取がかなわなかった水波は「結果として、今日の渡辺未詩に勝てなかった。チャンピオンの意地なのか分かんないけど、タイトル奪取ならなかった。今まで私は負けてここまで強くなってきたので。私のプロレス人生は何回立ち上がるかだと思ってるんで。明日から立ち上がって、前向いて生きていきたい。これで東京女子に上がって戦う理由もまた一つできたので、まだまだあきらめない。絶対あのベルトを獲りに行きます」と再度のチャレンジを口にした。 なお、10月6日、東京・後楽園ホール大会のメインが渡辺&山下実優vs中島翔子&里村芽衣子に決定した。里村は来春での引退を表明している。
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