塩谷立座長に東京地検特捜部が任意聴取 『裏金』暴露の宮澤博行議員はお詫び・説明行脚
宮澤博行前防衛副大臣はお詫び・説明行脚
そうした中、23日、静岡県内では。 静岡県菊川市を訪れたのは、衆院静岡3区を地盤とする、宮澤博行議員。 衆院比例東海(静岡3区)“安倍派”宮澤博行前防衛副大臣(23日):「ちゃんとした決意でもって、地元のみなさんにご挨拶、お詫び、ご説明をとにかく回っているという状況です」 週末も“説明行脚”となった宮澤議員は、これまで防衛政務官や防衛副大臣などの要職を務めてきました。
ところが、今回の“裏金疑惑”によって防衛副大臣を事実上更迭されています。 “安倍派”宮澤博行前防衛副大臣(国会内・3日) 「ここに至った限りにおいては、もうしゃべるしかない。そう思って決断したところでございます」 Q:(不記載は)大体おおよそいくらぐらいに? A「はっきり申し上げます。 3年間で 140 万円です。しゃべるな、しゃべるなって、これですよ!」 自らも、キックバックの不記載があったことを認めた宮澤議員。 さらに。 Q:しゃべるなというの は誰から言われた?総理?派閥の会長? 自民党 安倍派 宮澤博行衆院議員(国会内・3日):「総理は違いますね。 派閥の方からでござ います」 Q指示があったということ間違いない。しゃべるなと? A「しょうがないですね。ここまで私がしゃべってしまったら、もう派閥から追い出されるかもしれませんけども、指示はございました。」 Q指示したのは誰? A「それは申し上げることはできません」 派閥内に“不記載を指示した人物”がいることを明らかにしました。
この“暴露”によって岸田政権をも揺るがす事態に発展している自民党の“裏金疑惑”騒動。 お詫びに訪れた朝市では次々と声を掛けられ、何度も頭を下げる姿が。 “安倍派”宮澤博行前防衛副大臣(国会内・3日):「とにかく不記載の資金があったことは本当に有権者の皆さんにお詫びはずっと続けなくちゃいけないと思いますが、それをやったうえで、次に向けて進んで行かなくちゃいけない」 他にも戸別訪問をしたり、メールでお詫びをしているようです。 宮澤議員の“支援者”は、相当な「くやしさ」があったのではないかと話します