広島が町田から奪首で次節天王山へ! C大阪は9戦ぶり白星、レオ・セアラが20得点到達/J1第31節
2024明治安田J1リーグ第31節が21日と22日に行われた。 FC町田ゼルビアは北海道コンサドーレ札幌とスコアレスドロー。横浜F・マリノスとの打ち合いを6-2で制したサンフレッチェ広島が、町田と勝ち点で並び、得失点差で首位に浮上した。次節は広島と町田が優勝争いの行方を占う直接対決に臨む。 ヴィッセル神戸はアルビレックス新潟を下して4連勝を収め、広島、町田と勝ち点差「1」の3位となった。酒井高徳のゴールで先制すると、前半のうちに新潟に逆転され、その後は主導権を握れず苦しい展開となる。それでも武藤嘉紀が試合を振り出しに戻すと、試合終了間際に菊池流帆が劇的な決勝点を挙げた。 柏レイソルと引き分けた4位鹿島アントラーズは、クラブ新記録のホーム19試合無敗を達成したが、リーグ戦5試合勝ちなし。5位ガンバ大阪は好調京都サンガF.C.に2度追いつき辛くも勝ち点「1」を拾ったが、鹿島とともに優勝争いからは後退した。 浦和レッズはマチェイ・スコルジャ監督と原口元気の『埼玉スタジアム2002』凱旋試合となったが、FC東京に0-2で敗戦。ホームに川崎フロンターレを迎えた名古屋グランパスは、永井謙佑の見事なゴラッソで先制すると、後半に和泉竜司が突き放し、2-0で勝利した。 東京ヴェルディは最下位サガン鳥栖相手に2-0の快勝を収め、J1リーグでは21年ぶりの4連勝。セレッソ大阪はレオ・セアラの2得点で湘南ベルマーレに逆転勝利し、リーグ戦9試合ぶりの白星となった。得点ランキング首位のレオ・セアラは今季20ゴール目に到達した。 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■J1第31節
▼9月21日(土) 鹿島アントラーズ 0-0 柏レイソル 浦和レッズ 0-2 FC東京 FC町田ゼルビア 0-0 北海道コンサドーレ札幌 ジュビロ磐田 0-0 アビスパ福岡 ▼9月22日(日・祝) 名古屋グランパス 2-0 川崎フロンターレ 東京ヴェルディ 2-0 サガン鳥栖 アルビレックス新潟 2-3 ヴィッセル神戸 サンフレッチェ広島 6-2 横浜F・マリノス 湘南ベルマーレ 1-2 セレッソ大阪 京都サンガF.C. 2-2 ガンバ大阪