大阪・心斎橋の宝飾店強盗殺人 中国籍の男を鑑定留置 刑事責任能力の有無調べる
大阪・心斎橋の宝飾店で店員を殺害し高級時計を奪ったとして中国籍の男が逮捕された事件で、大阪地検は容疑者の男を23日から鑑定留置すると発表しました。 中国籍のホウ・ユボ容疑者(27)は、7日昼過ぎ、中央区心斎橋にある宝飾店で、高級腕時計を奪い、店員の広中辰弥さん(30)の腹を刺して殺害した疑いが持たれています。 ホウ容疑者は、警察の調べに容疑を認めています。 大阪地検は23日、ホウ容疑者の刑事責任能力の有無などを調べる精神鑑定を実施するため、鑑定留置すると発表しました。 期間は12月16日までだということです。 また捜査関係者への取材で、事件の3日前に入国したホウ容疑者が、入国した日に事件現場の宝飾店を訪れ被害品の腕時計を試着し、在庫を確認するなどしていたことが新たにわかりました。 犯行に使われたのは牛刀と呼ばれる包丁で、事件前日に中央区内の店で購入していたということです。
ABCテレビ