【台風情報】非常に強い台風10号 “ハッキリとした台風の目”が島の上空を通過 九州上陸後も動きゆっくり 中四国・近畿・東海・関東・・・未だに予報円のブレ幅大きく 海外予報機関の予想は?気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【雨・風シミュレーション】
【画像で確認】日本列島を横断か 大雨・暴風シミュレーション(9月1日まで) [防災事項] 鹿児島県では暴風や高波、高潮に、九州南部では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に最大級の警戒をしてください。地元市町村が発令する避難情報に従って早め早めに身の安全を確保してください。 奄美地方と西日本では、一部の住家が倒壊するおそれもある猛烈な風が吹く所がある見込みです。風が強まる前に頑丈な建物の中に移動するとともに、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。また、高波に厳重に警戒し、高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水などにも厳重に警戒してください。 また、西日本と東日本太平洋側を中心に、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。 ■アメリカ予報機関 本州付近を進む予想がやや南寄りへ アメリカ海軍進路予想(JTWC) アメリカ海軍の進路予想では、傾向は気象庁と大きく変わりません。九州の南の海上までは北西方向へと進んできて、その後、北東よりに進路を変えて九州から四国・近畿方面へと東進する予想となっています。これまでよりやや南を通るルートへ変わっています。 ちなみにアメリカ海軍の最大風速はノット表示です(1ノット=約0.514m/s)。ただアメリカ海軍と気象庁では最大風速の定義が異なるため、気象庁の最大風速と単純に比べることはできません。(アメリカ海軍(1分平均風速)の方が、気象庁(10分平均風速)よりも大きな値となります) 【画像で確認】日本列島を横断か 大雨・暴風シミュレーション(9月1日まで) ■ヨーロッパモデルの予想もやや南寄りへ変化 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブル予報結果です。他のモデルと同様に九州の南の海上まで進んだのち、進路を北東寄りに変えて日本列島に上陸する予想となっています。ヨーロッパモデルでも九州に上陸後、四国から東日本方面へと進む予想です。
【画像で確認】日本列島を横断か 大雨・暴風シミュレーション(9月1日まで) ■気象庁 別モデルの雨・風シミュレーション 九州上陸して中四国へ 台風進路予想モデルとは異なりますが、日々の天気予報で使われる気象庁の別の数値予報モデルの結果です。 【画像で確認】日本列島を横断か 大雨・暴風シミュレーション(9月1日まで) ※最終的な台風情報については気象庁の進路予想を参考にしてください。
中国放送