白いシカ目撃「神秘的」 広島市安佐北区 突然変異による白化個体か
広島市安佐北区可部の太田川河川敷で今月中旬、全身が白いシカが目撃された。安佐動物公園(同区)によると、突然変異で色素がなくなったアルビノなどで知られる白化個体であるという。 【写真】太田川河川敷で目撃された白いシカ(撮影した男性提供) 近くに住む会社員男性(50)が17日午前3時ごろ、日課のウオーキングをしていた際に見つけ、スマートフォンで撮影した。茂みの中に1頭だけ立っていたという。「じっとこちらを見て動かなかった。この辺りはシカが元々多いが、神秘的だった」と振り返る。 野生動物に詳しい同園学芸員の畑瀬淳さん(59)は「画像から白化とみて間違いないが、シカの白化の目撃情報は全国で年1回程度。県内では初めて聞いた」としている。
中国新聞社