中部鉄源協議会が発足 来月、新断の共同入札開始 国内メーカーも購入可 アジア圏のベンチマークへ
中部地区の鉄スクラップ事業者の有志で構成する名古屋鉄源会、西三会、鉄友会、北部鉄源会が今月に合同で発足した中部鉄源協議会は、10月から新断スクラップの共同在庫入札を開始する。11日に名古屋市内で開催された名古屋鉄源会の定例会で小澤広多会長(不二商事専務)が発表した。海外の需要家に加え、国内メーカーも調達できる点が最大の特徴。鉄スクラップの幅広い需要家に向けた新たな供給サービスを提供し、域内の高品位の新断スクラップのブランド化とともにアジア圏の新断のベンチマークを目指す。