「畑選手のランニングも上手い」

広島戦で逆転弾を決めた田中。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部）

　現役時代は鹿島アントラーズや湘南ベルマーレで活躍した元日本代表DFの名良橋晃氏が、10月19日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。古巣の湘南について語った。 【動画】90＋２分に勝ち越し！ 湘南MF田中聡の豪快弾！ 　J１残留争いに巻き込まれている湘南は、同日に開催されたJ１第34節でサンフレッチェ広島と対戦。28分に先制されたが、48分に福田翔生のゴールで追いつくと、終了間際の90＋２分に田中聡の得点で逆転し、２－１で勝利した。 　首位のチームを相手に見事な勝利を掴んだ一戦で、名良橋氏は田中のゴールシーンに注目。DFキム・ミンテの自陣からのフィードは相手にカットされたが、根本凌が即時にボールを奪回。そこから福田が縦パスをつなぎ、ボックス内に侵入した畑大雅のシュートは相手GKに弾かれたが、こぼれ球を拾った畑のパスを受けた田中が左足でゴール左上に決めた。この場面を、名良橋氏は「This is 湘南！」と称する。 「ミンテ選手の縦パスから、（根本の）切り替えも速いですし、みんなが上手いですから。畑選手のランニングも上手い。で、深いところまで入り込んで、田中選手が飛び出してきてから、豪快に左足を振り抜きました」 　湘南の鮮やかな連係に名良橋氏もうなった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部