ケラリーノ・サンドロヴィッチ×緒川たまき「ケムリ研究室」、第四弾公演に古田新太、水野美紀ら参戦
<コメント全文>
■ケムリ研究室(ケラリーノ・サンドロヴィッチ+緒川たまき) コロナが蔓延し始めた年、人恋しさも手伝ったのでしょう、ケムリ研究室の旗揚げ公演は、誰もが多幸感を感じられるコメディを目指しました。これまでになくハートウォーミングでハッピーな今作は、我々にとってもかけがえのないものです。 この度の再演では、さらにパワフルに、さらにチャーミングな味わいとなるよう、今からあれこれと画策中。早くもワクワクしております。初めての方も、初演をご覧下さった方も、どうぞご期待ください。 ■古田新太 さてさて「ベイジルタウン」である。いつだったかケラっちとたまきちゃんに「ケムリ」に出てくれないかと言われた。「いいよー」と軽く答えたがその時ケラっちが「ごめーん古ちんの苦手ないい話だけど」と言った。そうなのだおいらはいい話が苦手なのだ。いつも下品で感じの悪いお芝居ばかり考えている。大丈夫なのかおいら「いい話」。古ちん60才の年にいまさらのチャレンジである。 ■高田聖子 ベイジルタウンは夢のように素敵で優しい場所でした。あの緊張感溢れていた時期に、この作品に関われて救われました。今回も心から楽しみです。 ただ…あの、かっこよくてそこはかとない面白さが堪らなかった王様が、あの、極悪で節操なく面白いあの先輩に代わって、あの優しい街が悪の巣窟になってしまうのではないかと心配しています。それはそれでいいのですけれどね。