将棋・藤井「叡王」垂れ幕しまう また掲げる日まで
将棋の藤井聡太竜王(21)が第9期叡王戦五番勝負に敗れ、八冠から陥落して一夜明けた21日、愛知県瀬戸市にある複合ビル「パルティせと」では、ホールに掲げられていた「叡王」の垂れ幕がしまわれた。パルティせと店舗会の牧治会長(68)は「また戻したい。いいライバルが出来たと思い、応援していきたい」と巻き返しを期待していた。 藤井聡太竜王が八冠陥落…叡王戦で伊藤匠七段に敗れる、全八冠独占は254日間
藤井竜王の地元、名鉄尾張瀬戸駅周辺では、タイトルがかかった対局があるとファンが集まって声援を送っており、同ホールには獲得したタイトルを示す垂れ幕が掲げられている。
それぞれのタイトルから考案したメニューを提供しているビル内の喫茶店「喫茶スマイル」の店長は「天井に空白が出来てさみしくなった。今朝は涙雨だったが、昼からは晴れたので心機一転して頑張ってほしい」とエールを送った。