70歳代・80歳代で「貯蓄2000万円以上」の割合は何パーセント?現代シニアの国民年金と厚生年金の平均月額も解説
家計資産総額が最も多いのは80歳以上の世帯
2021年5月18日の総務省「2019年全国家計構造調査」によると、家計資産総額が最も多いのは、世帯主が80歳以上の世帯になっています。 家計資産総額とは、金融資産残高から金融負債額や住宅ローンなどを指し引いた金額(金融資産残高-金融負債残高+宅地資産+住宅資産)で、総合的な資産総額です。 上記データによると、80歳以上の金融資産総額は、1619万4000円です。 80歳以上の世帯の金融負債額も968万円で他の世帯よりも少なく、健全な家計状況がわかります。 次の章では、70歳代、80歳代の主な収入源である、国民年金と厚生年金の平均月額をご紹介します。
【70歳代】厚生年金・国民年金の平均月額一覧表
ここでは、2023年12月に発表された、厚生労働省年金局「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」のデータをもとに、70歳代の厚生年金と国民年金の平均月額をご紹介します。 ●【厚生年金】70歳代の平均月額一覧表 ・70歳:14万1350円 ・71歳:14万212円 ・72歳:14万2013円 ・73歳:14万5203円 ・74歳:14万4865円 ・75歳:14万4523円 ・76歳:14万4407円 ・77歳:14万6518円 ・78歳:14万7166円 ・79歳:14万8877円 ●【70歳代】国民年金平均月額 ・70歳:5万7320円 ・71歳:5万7294円 ・72歳:5万7092円 ・73歳:5万6945円 ・74歳:5万6852円 ・75歳:5万6659円 ・76歳:5万6453円 ・77歳:5万6017円 ・78歳:5万5981円 ・79歳:5万5652円
【80歳代】厚生年金・国民年金の平均月額一覧表
次に、2023年12月に発表された、厚生労働省年金局「令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」のデータをもとに、80歳代の厚生年金と国民年金の平均月額をご紹介します。 ●【80歳代】厚生年金平均月額 ・80歳:15万1109円 ・81歳:15万3337円 ・82歳:15万5885円 ・83歳:15万7324円 ・84歳:15万8939円 ・85歳:15万9289円 ・86歳:15万9900円 ・87歳:16万732円 ・88歳:16万535円 ・89歳:15万9453円 ●【80歳代】国民年金平均月額 ・80歳:5万5413円 ・81歳:5万5283円 ・82歳:5万7003円 ・83歳:5万6779円 ・84歳:5万6605円 ・85歳:5万6609円 ・86歳:5万6179円 ・87歳:5万6030円 ・88歳:5万5763円 ・89歳:5万5312円