車検適合品でも不合格!? パーツ交換時のまさかの失敗とは?
■純正品じゃないとダメ!なわけじゃない
クルマは、「乗ることが楽しい」「見て楽しい」「愛でて楽しい」「カスタムして楽しい」など、人によって"楽しい!"と思うポイントはさまざま。 なかでも、"カスタム"は、動画による実際の作業事例を簡単に見ることができる世の中になった今、専門知識のない人でも「クルマって楽しい!」と思えるポイントとなった。 でも、結局は純正パーツじゃないと車検合格は厳しい……のか?というとそうでもない。 NAPAC(一般社団法人日本自動車部品・部品アフターマーケット振興会)という団体があるが、ここは安心・安全な製品の流通によるアフターマーケットを目指した業界団体で、アフターパーツ振興の団体であるASEA、アルミホイールのJAWA、スポーツマフラーのJASMAという事業部から成っている。 NAPACはユーザーに対して安心・安全なカスタムパーツの提供を行っており、実際の保安基準にクリアしていることはもちろん、さらに厳しい自主規制を設けて、それをクリアしているカスタムパーツに認定プレートや認定ステッカーを与えている。このNAPACの主旨に賛同して加盟している業界団体や企業のカスタムパーツは、第三者機関によるテスト済み認定パーツなのである。 「純正品じゃつまらない!でも車検に適合するパーツを選びたい」という人は、これらの認定プレートやステッカーがあるパーツかどうか?を見て選んでみてはどうだろうか? とはいえ、認定を受けているパーツであっても取り付け方などによって「確実に車検に通るパーツ」とならないことも理解してほしいのだが……。