館山小6年の古塚さんと大野さんが銅賞 英語スピーチの全国大会(千葉県)
館山市内の英会話教室「ECCジュニア」に通う、館山小学校6年の古塚柚亜さんと大野潮音さんが、大阪市で行われた「小学生英語スピーチコンテスト全国大会」で、銅賞を受賞した。2人はそれぞれ別の教室に通っているが、大会当日に会場でばったり出会った。「一緒に頑張ろう」と、互いにリラックスして発表につなげた。 全国のECCジュニアに通う、小学5、6年生を対象にした大会。録音審査の予選に全国から240人が応募し、通過した30人が全国大会に進んだ。市内のECCジュニアは2軒あり、古塚さんは楠見教室に、大野さんはさなぐら教室に通って、それぞれ英会話を学んでいる。 2人は、学校では同じクラスで友達同士。全国大会当日まで、出場するということは話題に上がることなく、それぞれの教室で練習を重ねてきた。当日、大会会場2階の受付前にいた大野さんと、エスカレーターで受付に向かった古塚さんが顔を合わせ、初めてお互いが出場することを知った。 古塚さんは「友達が出ると思っていなくてびっくり」。大野さんは「とても驚いたけど、『一緒に頑張ろう』と勇気がもらえた」と、本番前に談笑して緊張がほぐれた。 本番で2人は、暗唱課題「桜餅」を堂々と発表。上から4番目の賞に当たる銅賞に輝いた。 古塚さんは「もっと上の賞を取りたかったけど、自分の全力を出して発表できたので満足。これからも英語の発表や授業も頑張っていきたい」と感想。大野さんは「全国の経験を大切に、これからも自信をもって英語を学んでいきたい。海外に行ったり、外国の人と英語で話したりしてみたい」と話していた。