スタッド・ランスで今季最終戦を終えた日本代表MF伊東純也　撮影：中地拓也

　現地時間5月19日、フランス1部リーグ・アン最終節が行われ、スタッド・ランスはホームで2－1でレンヌに勝利した。その試合に先発出場した伊東純也の圧巻の高速ドリブルからの“アシスト未遂”シーンに注目が集まった。 ■【動画】「早すぎぃ!」「これカッコ良すぎた」の声! “爆速”伊東純也の最終戦での独走50m高速ドリブルからのアシスト未遂シーン■ 　伊東はいつものように4－2－3－1の右サイドMFとしてスタメン出場した。試合は相手にボールを支配される展開となったが、後半3分にスタッド・ランスがPKで先制点を奪う。そして迎えた後半31分だった。 　自陣中央で味方のパスを受けた伊東は、ワンタッチで前を向くとすぐさまドリブル開始。右サイドの広大なスペースを見つけると、プレスに来た相手DFを左手で払い除けると一気にスピードアップした。そのまま敵陣のペナルティエリアの横まで約50mを一人で突き進むと、3人のDFを引き寄せた中で中央へグラウンダーのクロスを送った。 　伊東の最高の演出によってペナルティアーク手前で完全フリーの状態でボールを受けたFWウマル・ディアキテだったが、ファーストタッチが大きくなり、すぐに相手DFに寄せられてシュートを打てず。今季ここまで7アシストをマークしていた伊東は、あと「1」を加えるとリーグ最多に並ぶ“アシスト王”になれたが、得点ならず。最後はリターンパスを受けた伊東が自らシュートを放つも相手GKにキャッチされた。

■「爆速伊東　ディアキテ決められなかったかー」

　この伊東の高速ドリブルからのアシスト未遂のシーンをアベマサッカー公式エックス（旧ツイッター）が公開すると、次のようなコメントが寄せられた。 「早すぎぃ!!!」 「はっやーーーーー」 「これカッコ良すぎた」 「相変わらずクソ速いしトップスピードのままあのパスが出せるってほんとさすがすぎて」 「爆速伊東　ディアキテ決められなかったかー。これとムネツィの惜しかったやつとで2アシスト未遂　アシスト王惜しかったなー。取ってもらいたかったなー。」 　このシーンでは得点を奪えなかったスタッド・ランスだったが、後半35分に2点目を奪って勝利し、勝点47（13勝8分け13敗）の9位でフィニッシュした。伊東は今季、リーグ戦31試合に出場して3得点7アシストをマーク。アシスト王にはなれなかったが、日本代表復帰への期待も高まる伊東の、今後の活躍が大いに期待できる圧巻の“高速ドリブル”だった。