前回、WBA４位の選手にKO勝利した那須川天心

　WBC（世界ボクシング評議会）は18日（日本時間19日）に最新のランキングを発表した。今回のランキングではバンタム級で那須川天心（25=帝拳）が12位から3位に急浮上した。那須川は7月20日、WBA同級4位のジョナサン・ロドリゲスに3R、KO勝利。それを受けての浮上だ。 【ランキング写真】那須川がWBC３位に！王者は中谷、４位にモロニー 　那須川はキック42戦無敗の大スターから2023年4月にプロボクシング転向し4勝（2KO）無敗。最初の２戦はダウン奪うもKOは無かったが、今年1月にはWBA同級14位のルイス・ロブレスにダウンを奪い、もう一歩のところでKOもロブレスの足の負傷で棄権。これがTKO勝ちとなったが、7月のロドリゲス戦では圧倒的なスピードで格の違いを見せつけ、3R で初の自力でのKO勝利を果たした。 　この勝利で7月31日にはWBA同級７位から2位にランクアップ、WBCは18日に同級3位とした。 　那須川のランクインしているWBCバンタム級チャンピオンは世界三階級制覇王者である中谷潤人。またWBAバンタム級王者は井上拓真。WBOは最も対戦が期待される武居由樹が王者だ。 　現在WBOは那須川は10位（7月15日付）。そろそろWBOのランキング発表はありそうだがどう動くか。那須川はインタビューで次戦は地域タイトルなどに挑み世界はその後とも語っていたが、ランキング次第でプランもどうなるか。次戦に期待したい。